伝統工芸とあそびごころ

 

朝比奈和紙

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自然の力が宿るその風合いや手触りは、手仕事が織りなす和紙ならではの魅力。何十年も時には百年以上も使うことができる和紙は、時間が経つことでさらにその風合いを増していきます。
高級茶・朝比奈玉露の産地でもある朝比奈地区。ここを流れる朝比奈川上流では、14世紀前半に和紙づくりの技術が伝えられました。江戸時代中頃には当時の朝比奈村の7割の人達が冬の間の手仕事として和紙づくりに携わっていたそうです。
コウゾやミツマタといった山の樹から作られた和紙は、丈夫で長持ちし、お茶の保存や国外への輸出にも使われていました。
昭和40年に一度途絶えてしまった朝比奈和紙ですが、23年前に朝比奈和紙づくり保存会の方々の力で復活しました。今回は藤枝おんぱくのプログラムとして朝比奈和紙の手漉きを体験でっきる1日があります。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

プログラムNo.57「朝比奈和紙」プログラムの詳細はこちらから!

プログラムNo.59「朝比奈和紙でオブジェづくり」の申し込みはこちらから!

 

藤枝だるま

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旧東海道の藤枝宿に、江戸時代からはじまり170年以上の歴史を持つ〝藤枝だるま〟があります。かぼちゃ型、面長型のだるまなどは明治の文豪・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が愛玩したことから「八雲だるま」「乙吉だるま」と呼ばれて親しまれてきました。藤枝だるまの特徴は、「8の字」の形をした鬢(ビン)。顔の左右に描かれたクルッと一回りした鬢がなんともリズミカルな印象のだるまです。

プログラムNo.58「だるまオリジナルペインティングworkshopの申し込みはこちらから!