天下一闘茶会へ参戦する、「少し、練習したい」、「上位を狙う、願わくば優勝!」
そんな方の為にと「闘茶会練習」のプログラムもあるんです。
「藤枝おんぱく」を代表するプログラムのひとつとして、注目度もそして当たり前に人気も高い闘茶会が、今年もいつもの会場で…。
闘いを盛り上げてくれる「茶商さん」達、渋めのTシャツで「茶商って、結構体力も必要です」感をそれとはなしに発して、準備を整えた後の境内で待機しています。もちろん、会場で新茶を参加者(以降闘士とします)に届け、闘いに彩りを増して華やげてくれる「茶娘さん」も同様に開始を待っています。
そうこうするうちに司会の「武将隊TOKYO」の徳川家康(俳優:石上亮さん)公が出現、早速記念撮影のニーズに答えています。
巻き1・闘い前
力感溢れる久遠の松も、この日の闘茶会を期待し葉の緑をより鮮やかにしています。
待機中の「茶商さん」達と「茶娘さん」達、闘茶会へ向けて高揚してゆきます。
闘士の方も続々境内へ、家康公も一緒にご機嫌の記念撮影です。
「天下一闘茶会」茶を販売、本堂の前で刻を待つ「茶碗」と「茶商さん」。
入場前の本堂、入場し座席についた闘士の面々、其の総数80名程。
闘士の中にはジュニアお茶博士が、約20名程参戦します。
花鳥風月客(岡部、藤枝、宇治。宮崎、鹿児島)の茶が闘士の前で出番を待っています。本堂前では、関係者一同で闘いに臨んで気勢をを上げるべく記念撮影。
巻き2・闘茶、開始から終了まで
闘茶の進行を司る家康公と八木(カネタ八木商店)さん、其の左「茶商さん」、「茶娘さん」。
最初に、それぞれのお茶(花鳥風月客)の香りをそれぞれチェックします。
「いい香り・・・この感じは?・・・あっ、そうだ!」
花鳥風月客の特徴をメモっておきます、判断の資料になり重要です。
新茶が入れられ闘茶用茶碗の注がれ、闘士さんへ届けます。
届いたお茶を、香り、味覚などで判断、花鳥風月客の何れかを特定しシールを解答用紙に貼ってゆきます。1回目は5杯(全て)、2〜4回目は4杯(4杯で5杯目は決まるので)合計17杯を嗅いで飲んで、20点満点で競います。
次々に煎れられたお茶を判断してゆきます。
「香りを利き、飲んでそして判断」の連続、途中で迷うこと多々とあると思います。
家康公と八木さんは、軽くトークを続けます。闘いの緊張感をほぐし闘士の力量を発揮させる為に有効です。一方本堂前では副住職はじめ、藤枝おんぱく事務局のスタッフが器洗いに専念、こちらも闘い遂行の為必須作業です。
闘茶風景・其の次
闘茶風景・其の次の次
1回目・2回目
3回目・4回目
この4枚は、受付番号21番さん(バリ島衣装がお洒落でした)の解答用紙です。入賞は出来ませんでしたが良い成績でした。
巻き3・闘い終えて
闘い終えて、点数集計の為暫しの休憩。本堂から外に出られる闘士。おそらく心地良い緊張感から解放され、堂内で談笑する闘士も。
本堂内で家康公、インタビューを始めました。東京からの闘士は普段お茶は飲まない様です。それは残念ですが、今後は愛飲者となられるかもしれません。ジュニアの闘士(お茶博士)も家康トークに楽しんで答えていました。
表彰式を待つ風景・この熨斗袋の名前は?まず第三位…????、この後すぐ判るから、「茶娘さん」も境内のテントで休憩中。
さあ、表彰式です。
「今回は接戦でした」と伝えられ、表彰がスタート
第三位の「坂田」さん。どことなく僧侶の様な雰囲気が有りました。
第二位の「菅谷さん」。素直な大喜びが印象的、思わず家康公も大慶び(おおよろこび)。
そして優勝は「杉山」さん。先程談笑中は予測してなかったでしょう、「優勝です! おめでとうございます」。
そして空耳ですが、「入賞の方の名が、皆さん茶業(サ行)で第五回を祝った」という誤解(五回)も耳元に。
喜び覚めやらぬ杉山さん、そして今回の成功と次回の開催への健闘を全員で讃え誓い合いました。(はんだ むねお)