「確か…?この辺りだった…?な…」
最近は、特に方向感覚の衰えと脳内に存在するはずの日本地図(少し大げさ)の不正確さが目立つ。などと半分嘆いていると、右手に校舎が目に入ってきた。「そうだ、ここを左折だった」。
曲がって直ぐに「縁」さんは予定通り(最も半分は自信なかったが)見つかった。「去年より早い…ジャン」と地理に強い自分を勝手に取り戻した。
パンは、食事回数的(朝、昼食)には主食なので、楽しみなレポートです。パートナーの大石さんは、ノリの良いリズム感の様なテンポで距離感を感じさせない親しみを持っています。日頃のパン教室での生徒さんとのやり取りが和やかな様子がが目に浮かびます。
今回の参加者の方は3名。大人1名子供2名ですが、顔が公開されてもOKなのは、子供さんです。「これ以上、有名になりたくない?」というすごい(?)理由が1名の方から告げられました。
パン作りは、約2時間強、主役はもちろんパンですが「藤枝のしいたけ」とのダブルで、「粉」が「しいたけパン」へと出世してゆきます。
予め用意された材料を、2名の女の子が大石さん手ほどきを受け「必ず、美味しいパンへ」のスタートです。
小麦粉に水を溶いて、混ぜます。
腕力が少し足りない分経験者(教室の)のコツでカバーして、しっかりと捏ね上げてゆきます。
椎茸は、形をそのまま使用するし「ハンバーグ」用と切り刻んで使う「しいたけパン」用の2種類に分けます。
しいたけパン用はベーコンが餡の相棒です、まずはそのままのハンバーグ用椎茸を炒めて
その後しいたけパン様に、特製調味料で椎茸とベーコンの相性をより高めるように炒め上げます。
発酵を終えた生地、ふっくらと膨らんで随分大きく、柔らかさを併せ持っています。
生地をそれぞれのパンごとに小分けします。
しいたけパン用に周りを持ち上げて、「椎茸、ベーコン」餡を格納(?)する窪みを作り、餡はそれに入れられて「餡住(あんじゅう)」の地に収まります。今後の行方が期待感でいっぱいになってきます。
そして二次発酵、しばしの休憩です。
大石さんよりのプレゼント、美味しくいただきました。
二次発酵をを終えたなら、いよいよ焼き上げます。「焼き前」と「焼き上げ後」比べてください。
ハンバーグも椎茸を挟んで完成しました。
焼きあがった2種類の椎茸のパン、を前に記念撮影です。
「うーん、小さな子達と思っていましたが、上手く出来た、流石!」頭の中でパチパチパチパチ。なお大人1名の方も、当然立派な「しいたけパン」を作り上げたことは、言うまでも有りません。(はんだ むねお)