No6・爛漫の春を彩る 上生菓子を作ってみよう!

多くの方が事の成否は別として、お菓子を作った経験はあると思います。リポーター自身も小学生の頃、小豆餡を作ってから小麦粉を溶いて4個焼きの「きんつば焼き」に流し、餡を載せ焼いて「きんつば(丸型)」をたくさん作りました。
それは、30~40個位で「まっ…美味かった」です。
ただ甘味は、砂糖が貴重なので人口甘味料も使いましたが、その場合「非常に、えぐい甘さ」となってしまいました。
そんな過去の甘い思い出(味でなく、想いが)がよぎる中、会場に到着しました。

会場では、上生菓子の作成手順達(中間材料等)が、講師の方と共に手ぐすね引いてお客様を待っていました。 滅多に出来ない経験を期待し、参加者の方は続々と集まってこられました。

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参加者の方と講習前に談笑する、講師の江川さん。今回は、これを作ります(7個作り、1個は講師からのプレゼント)

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既に7個の上生菓子×4名分の色付けまでされた中間材料で、江川講師から生菓子作りの伝達です。

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外側の皮部分(本体)をつぶして平にし、そこに中身を入れます。

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持った手で回しながら生地を延ばし、中身の餡を包んでゆきます。しかしこれが難しいんです、皆さんの器用さの見せ所です。

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外側の皮部分の種類と成型の違い、トッピング的に添える具材の違いにより出来るものが異なってきます。

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こんな道具も使います、三角柱、箸、布巾なども貴重な小道具です。

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中身の餡を包み込むだけで無く、小さな具材を廻りにくっつけて作る上生菓子・其の1

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これは、濡れ納豆(?)状の小豆をくっつけた上生菓子・其の2

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作ってみて、手本をみて、皆さん熱心に取り組んでいます。

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「これ、作った、凄いでしょう…!」と自慢して下さい、随分立派な上生菓子が出来上がりました。

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綺麗に出来たものをケースに収め、満足し、綺麗に記念写真を撮りました。このプログラムは「女性だけだろうな…?」と思っていましたが、白一点みえられました。最も、講師の江川さんはじめ和菓子を作る職業の男性は多く居られるので、複数の参加者でも不思議ではありません。
前回のおんぱくでも、「えっ…!」と感じた予想外の方が参加されていたプログラムがありました。自分には「ムリ!」、「縁が無い」、「興味が無い」等感じていても、経験して温故知新で新しき自分を知ることも「おんぱく」の良いところだな…。あらためて「そう、思いました」(はんだ むねお)