No54・江戸末期の蔵で、お稽古してみよう!

東海道21番岡部宿の内野本陣横大旅籠柏屋内の「和食処一祥庵」、江戸時代末期の蔵の中で暖かな灯りに包まれる様にして「お稽古」、3人の「師匠」からの手ほどきを受けました。

稽古その壱・一閑張り小物 服部あきよし師匠

一閑張りは、竹や木、粘土などの形に和紙を貼り作成する日本伝統工芸の紙漆器細工です。

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ブローチ・髪留めを創りますが、その形状を個々に選択します。

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好みの図柄を張ってゆきます、が筆など使って柄を追加することも可能です。

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完成し早速髪に、似合っている?…単品でも良いですが、髪とあわせると「凄く合ってる…!」

稽古その弐・真田紐小物 内山あき江師匠

太い木綿糸で平らに編んだ真田紐、真田昌幸が刀の柄に巻いていたと言われます。そのしっかりとした紐を使ってアクセサリーを作りました。

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内山師匠と、作成するアクセサリーです。

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これが真田紐です、丈夫そうです、ご覧下さい。

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指に力を入れ折り込みます、頑張っています。

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出来ました。 シンプルですが、紐自体の柄が活きています。

稽古その参・道中財布 青陰悦子師匠

道中財布、使えますよね、行きつけの喫茶店で持たれている方がいます。随分使い込んでいる印象ですが勝手が良さそうで、最近また新しいものに変わりました。その財布の名前、今回知りました。

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青陰師匠と道中財布です。

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寸法取りし、作り始めます。

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ミシン縫い、アイロン掛け、段取りよく進んでゆきます。

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紐を付け完成しました。寛永通宝…?、当然括り付けました。
色んなものを受け入れて来た蔵、その中での和の作業は、オーソドックスそのものです。
参加者の皆さんは、蔵ならではそんな「時間と空間」の味わいを感じられたことと思われます。(はんだ むねお)