No.18 フランス菓子職人と一緒に作る 本場の「キッシュ」と「シュークリーム」

メゾン・ド・パティスリー・ヨシノさんで行われたキッシュ作りのプログラム。全3回の開催で、ほとんどの回が満員の人気プログラム。

以前ヨシノさんが試作をしたキッシュを食べさせてもらったことがあるという、「おんぱくスタッフが、中がトローリとしていてこれまで食べたことがあるキッシュとは全然違う」と言ったことから、これは一度見てみたいと思い、レポートに伺うことにしました。

お店に到着すると、吉野さんが試食用のキッシュ制作を始めていました。
参加者さんが集合し、さっそく作業に取り掛かっていきます。

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生地をこねたり練ったり、食べれば数分なのに、実際にはその何倍もの時間をかけて作られていきます。

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型に入れた生地を焼く際に「タルトストーン」というものを使います。これは、生地が内側に倒れてくるのを防ぐためのものだそう。初めて聞きました、タルトストーン。

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今回は、玉取茸、河原崎農園のトマト、岡部のたけのこなどの藤枝の食材を使って作られました。
洋菓子店の調理場に肉や椎茸を焼くいい匂い。

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その後、アパレイユという牛乳や卵などを混ぜ合わせた液を型に流し込み、オーブンへ。

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ようやく完成間近です。
これまでに自分でキッシュを作ったことはなかったので、どのような工程で作るかの勉強にもなりましたし、何よりキッシュを作るにはこんなに手間がかかるんだということもよくわかりました。

完成後には、ヨシノさんが作ったキッシュを試食。
中の写真を撮り忘れたことがなんとも悔やまれますが、話に聞いていた通り、中がトローリとしたキッシュは、これまでのキッシュのイメージを覆すものでした。ヨシノさんはクレームブリュレのようだとおっしゃってましたが、まさにそれ。クリーミーな甘くないクレームブリュレです。
このキッシュはお店では今のところ販売の予定はないとのこと。貴重な体験プログラムとなりました。6月2日にも同じプログラムが開催されますが、すでに満席とのことです。

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ヨシノさんは、今年はシュークリーム作りのプログラムも行っています。きっととてもおいしいんだろうなと想像しています。こちらも満席に近いそうです。(やまだともこ)